北海道の女性サーフシーン。
その中心的存在の1人
のぞみ

(maria)
簡単に自己紹介おねがいします!

(のぞみ)
のぞみです。札幌市を拠点にヨガ講師とブランドディレクターをしています。

(maria)
サーフィンはどのくらいやっているの?きっかけは?

(のぞみ)
きっかけは20歳頃、冬はスノーボードショップで夏はサーフショップという北海道スタイルのお店でアルバイト店員を始めたとき。
小さい頃からスノーボードは得意だったから「サーフィンもすぐ出来るだろう」と思った事が今でも思い出されるよ。
板にうつ伏せになるのも大変だった、でも水の上に浮かんでいる心地良さが忘れられなくてすぐに魅力された。それからは夢中で毎日海に通ったよ。
あれから気がつけば約20年もたっちゃった!(いやん年がばれちゃう)

(maria)
サーフィンもスノーサーフィン(スノーボード)も綺麗なライディングだよね!何かコツや意識していることは?

(のぞみ)
今の自己採点は30点くらいだからもっと上げていきたいよ。
きっと多くの人がそうだと思うんだけど、ひたすら好きなスタイルの人の真似をするよ!
わたしは理論派じゃなく、実践派なので「頭で考える」よりも「身体で覚える」方が得意。
なので自分の思い通りに身体が動くように、普段から”呼吸と身体に意識を向ける”ヨガの練習を大切にしているよ。

(maria)
自分らしく好きな事をしようと奮い立たせてくれる座右の銘はある?

(のぞみ)
「Don't think Feel」"考えず、感じて"

これはスターウォーズのヨーダが言った…と思う....。
はじめて波に乗った時の感動、自然のパワーへの恐怖や、思い通りにいかない悔しさ、
朝日に照らされた波と一体化した瞬間、生きていることに感謝すら湧いてくるサンセットタイム、
これらの心の動きのすべてが今の私を作っている。
自分の心が動いた瞬間を見失わないようにしているよ、私の人生において一番大切な瞬間だから。

(maria)
北海道のサーファー子達って、どんなライフスタイルなの?

(のぞみ)
北海道は360°海に囲まれているから毎日どこかの海には波がある。笑
札幌市内からは1時間程で行ける海があるから仕事前にも入るけど、
休みの日は、良い波を求めて5.6時間走ることも多いよ。

波乗りの後は、その土地の美味しいご飯をいただいて、温泉で身体を癒して、星空の下でのキャンプや車中泊を楽しむのが北海道サーファーのライフスタイルかな。最高でしょん!

(maria)
好きなモノことなんでも
5つ教えて

(のぞみ)
1.サーフィン
海に入ると自分は自然の小さな一部ということがわかるよ。
自然は偉大だという感覚の中にいる自分が好き。

2.ヨガ
前世もヨガしていたと思う。

3.To The Sunのアロマスプレー
気軽にアロマセラピーできるところが良いよね!
深呼吸して気分をクリアにしたいときにシュッとするよ。

4.氷下魚(こまい)
北海道を代表する魚だよ。一夜干しや、カッチカチに干しているものがあって。どれも美味しいんだけど、
マヨネーズと一味をつけて、美味しいお酒を飲みながら食べるのが好き。

5.Tommy Guerrero 、Joe Claussell
音楽は何でも好きだけど、特にこの2人は人間としても好き。
ジャンルは違うけど、ゲレロさんもジョーも目に見えないものをすごく大切にしていて、私が感覚的に感じていることをいつも"音楽"と"言葉"で表現してくれる。
インタビュー記事やコラムは必ずチェックして、パワーをもらうよ!
よく札幌に来てくれるところも好き。

6.旦那 (マサさん)

(maria)
これからの夢とか目標は?

(のぞみ)
たくさんあるんだけど、まずはヨガやサーフィン、植物療法や畑など
自分の好きなことが詰まった家に住むこと。古いお家を旦那さんとリノベーションしたい。
もちろん、イスズさんファミリーが寝る部屋も用意するよ。いっぱい北海道で波乗りしようね!

(maria)
mariaの好きなところはある?

(のぞみ)
シンプルで削ぎ落とされたデザインとコンセプトの中に、たくさんの センスと作り手のこだわりが詰め込まれているところ。
海の上でも"女性"ということを楽しませてくれてありがとう。

(maria)サマーパーティー行ってみたい
って興味ある子多いと思うんだけど、どんなコンセプトとかテーマがあるの?

(のぞみ)2022年の夏、イスズちゃんと初めて会ったのは北海道の海だったよね。
その時、サーフィンとMariaへの情熱が爆発しているハルちゃんもいて、3人で「来年、北海道で何かしよう」と語り合ったのがサマーパーティーが生まれたきっかけだった。

あの時感じた、自分の中のムーブメントはずっと持ち続けてるよ。

北海道ははっきり言って「サーフィン」っていうイメージはないよね。
一年の半分はブーツとグローブが必要なくらい海水が冷たいし、道民にとってサーフィンはメジャーな存在ではないんだ。

だからこそ、北海道のサーフシーンには厳しい季節の移り変わりから生まれる自然への敬意があって、冬になると雪の上をサーフするというカルチャーが発展していってる。

イスズちゃんは、世界に誇れる大自然と食、ものづくり、ファッション、アカデミックとストリートが融合したアートが感じられると言うよね。さすが、世界中を旅している人の目線。北海道は可能性たくさん感じられる土地なんだと改めて地元を誇りに思うよ。

去年も湘南、南伊豆、宮崎や名古屋から来たクルー達はみんな、大自然と都会(札幌)のどちらも最高に楽しんでいたのが印象的だった。

2024はそんな札幌中心部にあるアートギャラリーで開催。
コンセプトは「sense of HOKKAIDO」
全国からsense , artを持ち寄り、集まります。
皆んなの頭の中、やりたいこと、目標や目的を言語化したのがこのコンセプト。

私達はこのイベントを通して多彩な可能性やセンスに触れることで
"感性"や"五感"に新しい風を吹かせたい。新しく吹いた風は、心にさざ波をつくり、うねりとなり、大きな波となる。自分の中にできた大きな波は、パワーを生み出す原動力となりまた新しい風を吹かせることができるよね。
このイベントはさらっと風が吹いただけでは終わらない、数年後までのビジョンもあるんだ。

こちらのメインビジュアルはサマーパーティークルーのリュウキが切り絵で作ってくれたもの。もうセンスが溢れ出ているよね。

サーファーはもちろん、サーファーじゃない人も最高に楽しみに来てくださいね!
のぞみ

(maria)
maria director いすずの雪山の師匠でもありミッドレングスの師匠でもあるのぞみ。誰にでも優しくて、いつもユーモアを忘れない彼女と一緒に過ごすとついついクスッとしてしまう。
のぞみを筆頭に北海道メンバーや全国の出店者とイベントするの!みんなぜひ遊びにきてね♡

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