独身最後の1人旅はSri Lanka
前半は摩訶不思議なアーユルヴェーダ滞在記
30代になれば女の1人旅にはいろいろな理由がある。
この頃は 鵠沼海岸というサーフタウンで飲食店の経営9年目
そしてヨガインストラクター。
彼氏もやっと出来て(今の主人)充実していたかと思われますが
いろんな矛盾の中、自分自身をボロ雑巾のように扱っていたのです。
そんなタイミングで
kombuchaの伝道師きみちゃんからアーユルヴェーダ施設の本を借りたのです。
アーユルヴェーダリトリート施設はスリランカや南インドに沢山ありますが
私は迷うことなく、なるべく早く
ヘリタンスアーユルヴェーダ マハゲダラに行くと決めました!
何を隠そうここはトロピカルモダンの巨匠ジェフリーバワ(インフィニティプール😍⛱生みの親)がアーユルヴェーダのために設計した施設!
施設のあるベールワラという地区がサーフィン出来るかスリランカによく行く友達にもきいてもわからず
ホテルの目の前の海の写真をひらすらネットでさがしまくりGoogleの航空写真を分析し(得意)
私の答えは、、
なんかサーフィンできそう!
しかもどの写真も無人!!!。。。
そして、妄想を膨らまし数日後
疲れを溜めに溜めこんで
サーフボードと少ない荷物とともに成田に到着。
Sri Lanka航空のラウンジでお酒をを嗜んで現実から自分を遠ざけて
気持ちよくなったところで飛行機に乗り込む。。
離陸して数時間後
成田のラウンジに財布(現金と数枚のクレジットカード入り)を忘れたことに気がついた。
すぐに空の上から成田のスリランカ航空ディスクに確認出来、無事にありますとのこと。ほっ。
前半は前金で支払いしてたマハゲダラで3食付きだから大丈夫。
旅の後半はスリランカの南まで一人サーフトリップ 。。
(頭の中でスリランカの大通りで物乞いしている自分の姿が、、、)
「エクスキューズミ」
スリランカ男性CAから英語で「こちらは機長からです」
日本円で1万円ほどのルピー(本当に機長からなのか、、誰からか定かではない)
ポケットマネーからなのでスリランカ航空に返金は大丈夫です。。
と、いう事でお財布は成田に置いたままですが、
心も懐も救われ(日本円で一万あれば十分!あとはスマホあるからどうにかなる)
無事にコロンボに到着し、そして車で二時間マハゲダラへ。
施設内には車は入れません。排気ガスや車の騒音はここにはありません。
カートで移動
エントランスでは優しい笑顔で沢山のスタッフがお出迎え。
みんながアユボワンといってくれる。
おまじないのように聴こえたその言葉の意味は
おはよう、こんにちは、さようなら、ありがとう…と、いろんなシーンで使われていて、大きな意味で、長生きできますように、命を大事にしてださいね、という意味のよう。
アユボワンをこの時から沢山使うようになりました!
部屋に入ると、カットフルーツの盛り合わせとハーバルティーが。
どの部屋からもインフィニティプールとベールワラの美しい海が見える。
天蓋〜女子力とかと無縁な人でも(私)テンション上がるアイテム⤴️
アーユルヴェーダとは世界三大医学の一つ。
ここはまず、医師の問診や触診 声の質や舌のチェックは特に入念!
ピッタ(火)
カパ(水)
ヴェータ(風)
私たちは大まかにいえばこの三つのバランスを保てていれば良いのですが、
年齢や季節、住んでる場所、ストレスなど様々な要因でバランスを崩してしまう。
ここでは医師の指導のもとすべてそれぞれにあったハーブから作られた薬
アーユルヴェーダ食 瞑想 ヨガ
そして、色々なハーバルオイルで全身さまざまなマッサージを受けながら
バランスをもとに戻していくのです!
その他には楽しみも沢山
ハーブやスパイスを使ったアーユルヴェーダ料理教室や 東洋医学の授業 プールエクササイズなどなどもあり。
朝は6時からプールサイドでヨガ🧘♀️
目の前の波の音や鳥の声を聴きながら。
ヨガの先生は、いろんな方法で笑わせてくる(最後はみんな口を大きく開けて笑っちゃってる)
そしてそのままサーフィン!
見渡す限り誰もいないし、ここに住んでる人々やスタッフはサーフィンがなんなのかわかっていないようで最初はジロジロ怖い目で見られる。(キューバでもそうだったので慣れてる)
海から上がった時には子供たちが寄ってきては私もやりたいってみんな可愛かった!
2日目はいつも通り海に勢いよく入ったら電気クラゲだらけの海!!全身顔までさされてしまった!
施設の医師に草をすり潰したような塗り薬を出してくれてすぐ良くなりました!こっちのハーブすごい!
(今は施設からサーフィンするのはダメかもしれないのでサーフィンもしたい方はスタッフに聞いてみてください)
日本から来ていた謎の青年(高城剛の筋金入りの追っかけ)がドローンでムービー撮ってくれたよ!
欧州から病気の治療のために来る方の他
世界中飛び回ってる体は元気なIT関連の方も多く
ここの秘術を受けた後は 脳が覚醒して仕事にいい影響があるからとリピートで来ているという。
彼もその1人でした!
朝ごはんの前に
薬が置いてある棚へ。それぞれ毎日薬が違います。
この棚 なんてカッコいいの。(薬の棚の前で見惚れてしまう)
この色。本当に自然由来のハーブなのだろうか。でも確実に身体に効きそうな不味さ。
喉が悪かったのですが右のハチミツいりの薬に白湯を入れて飲んでたら、スーッと良くなっていく。
こちらは朝ごはん。
アーユルヴェーダのビュッフェ。
もちろんカフェインはどこにもありません。
医師監修のもと自分のドーシャに合ったものをお皿に選んで食べるのですか、
メニューが豊富でどれも美味しいので食べすぎには注意です!
ツクネを食べたいと、一緒の時期に来てた子と話してたら
昼にツクネがあった!
イマジネーション イズ カム トゥルー!
まさかスリランカでツクネが出るとは。
朝ごはんを食べ終わったら、アーユルヴェーダの施術です!
ホテルから離れているのでガウンをきてアーユルヴェーダセンターまで池の周りを通って散歩。。
ひたすら心地よい空間。
野生のコドモオオトカゲや孔雀が🦚歩いてます。びっくりするのも最初だけ。
アーユルヴェーダセンターの中には蓮の池が沢山。みんなマッサージの合間にまどろむ。
この部屋は禅の時もつかう。
アーユルヴェーダの施術は日中に3‐4時間かけて行われます。自分にあったハーバルオイルを使ったトリートメントを専門のセラピスト二人がかりにに施術してもらい、日によってフラワーバスや薬草サウナに入浴することで血行を促進!
滞在して4日目くらいに身体の奥底の毒素がでてきたような感覚!そしたら体中が鱗みたいにボコボコに!
症状がでた日は夜にちょうど東洋医学のカリキュラムが。
終わった後に医師に症状を見てもらうと、すごく喜んでいる様子!
isuzu(私の名前)、大丈夫!むしろ良い事よ。
やはり毒素のようで、表に出てくるのはいい事で
次の日からはいつもセサミオイルでリンパマッサージなどしてもらってたのだけど、ココナッツオイルに変更してドバドバ毒素を流してもらい、身体のボツボツはすぐに消えた!!
そしてそして
私はシロダーラを受けれました!
日本のエステなどではシロダーラだけが先行してるけど 医師の判断がないと危険なようで、最低でも1週間滞在して施術や食べ物などで体調整えないと受けれないとか。
シロダーラは脳内マッサージ
アーユルヴェーダの中で「第三の目」または「第六チャクラ」といわれてて人間のエネルギーの出入り口の一つとして大切にされている眉間。
この部分に体温より少しだけ暖かいオイルを落とすことで、脳にアルファ波やシーター波という周波数が生じ、脳はリラックスし始め、少しずつ瞑想をし、まどろんだ状態!
普段から瞑想をしている方はそのゾーンわかるはず。
精神疾患や認知症の治療予防の他
日常のストレスやスマホ疲れ 頭痛や肩こり、不眠 更年期、とりあえずよくわからない不調にもかなりの効果!
また、神経伝達を行うための物質であるシナプスが活性化しそのため施術後は脳のパフォーマンスが上がるようです!
マハゲダラでのシロダーラはかなり本格的で、施術を受けた後のルールがあります。
三日間は
セサミオイルでベトベトな頭に白い布を巻いてひたすら放置。
オイルが白い布にしみでてきて見た目汚い
そして
お風呂シャワー
スマホ パソコン
太陽 日光
外の風
エアコン 扇風機
本読む事
人と話す事
そもそも考える事
禁止ー!!(他にもあったかも!)
これをしっかり守ってるリピーターは毎回3日目には部屋で意味もなく涙が溢れてきて声が出ないほどの号泣しそのあと脳内クリアになると(リピーター日本人男性から)
しかし、私この禁止事項を破ってしまいました。
頭にシロダーラの証を巻いて外にいる。
理由は海が呼んでいたとでもいいましょうか。
という事で 太陽や風に浴びてしまったけど久しぶりにスマホ見ないで考え事もしない三日間で号泣まではいかなかったけど、
思考をストップできて心身ともにかなりクリアに!
みんなこのガウンでウロウロ。施術は真っ裸で受けるんだよ!
そしておすすめが
鼻から温かなセサミオイルを流し込んで口から出すを繰り返す施術!
どんだけ毒素あるんだってくらい膿のようなものが出てきたけど、
終わったら頭の奥がスッキリして、顔もスッキリ!仕事の効率アップや、花粉症 風邪 ウィルス予防に効果有り!
フラワーバス
ハッシュタグが#1人ハネムーン
(当時独身)
最後は私をずっと担当してくれてる子が頭のマッサージしてくれた。
私の頭のと彼女のお腹がくっついて気持ちいいなぁってなんだかすごい安心感。。
その時、むにゅにゅってお腹が動いたのが頭に感じた!
えっ?!
「もしかしてあなた妊娠中?」
彼女は笑って頷いて、
そのあと、私にこう言ったの。
「あなたももうすぐよ
アユボワン」
2018年11月。
そして現在
私は6ヶ月になる大切な娘を抱っこしています🌼
次のスリランカの記事は
ミリッサ ウェリガマサーフトリップです。